askの一人語り部屋

暇人大学生がいろんな媒体の作品の感想を呟きます。

C102 初めてコミケに参加した話①

こんにちは!

連日猛暑が続きますが皆さまいかがお過ごしでしょうか。

 

室外が無料サウナ状態と化す中、私はコミックマーケットに"初"参加してきました!

せっかく話題もできたので、タイピングの練習がてら今回はその感想を書いていこうかと思います。

 

 

準備編 ~参加への迷い

大学生になって成人向け漫画や同人の素晴らしさに感動し沼にハマった私は様々な作家さんやイラストレーターさんをTwitterやその他のファンサイトで追うようになりました。

最初は追っているだけで楽しかったのですが、即売会系のイベント、特にコミックマーケットが近づいてきたときのTLの盛り上がりはすごく、私の中で自然とそれらのイベントに対するあこがれは大きくなっていきました。

戦場()と呼ばれるイベント自体への興味に加え、どんな人達がこんな素晴らしいものを作っているのか気になったことや、できればその方々にお礼を伝えたいと思ったことが参加への意思を固めていくことになりました。

 

しかしここで問題がいくつかの壁が生じることになります。

壁①:イベント自体の過酷さ

憧れを募らせる一方で、コミケの自分の中でのイメージは、徹夜組(徹夜禁止だけどな!)、始発ダッシュ、えぐい待機列、熱中症、寿司詰めの会場、オタクの臭いなどほぼネガティブなワードたちで構成されていました。

いざイベントに行っても本当に欲しいものを買えるんだろうか、ここまで辛い思いをして作品を手に入れる意味はあるのかと思ってしまうこともありました。

 

壁②:知識不足 

もう一つ大きかったのが未知のイベントに対する不安と知識不足。

私の周りでこのようなイベントに参加していて、コミケに関することを相談したり一緒に行ったりできる人はいませんでした。みんなが普通の皮を被って生きている大学でこのような趣味の話ができる人を見つけるのは無理なんや.....

人に勧められたとかじゃなく勝手に一人でエロ漫画にハマっただけなので当然の帰結なんですが。。。

未知のイベントに対する当日の準備や様々なルール、制約は私に重くのしかかりイベントに参加する上で大きなハードルになりました。

 

転機 ~有料化

イベント参加に踏み出せずにいた自分が参加を考え直すきっかけ、それは意外にも”コロナ禍”でした。

昨年のC100 の様子をネットで確認し、有料化によって参加者を絞ったこと、入場時間を決めたことで徹夜組や始発組が居なくなり従来より気楽そうなイベントになったことを知った私は、これならば自分も参加できるのではないかと思い始めました。

お金を払って自分が参加しやすくなるのならばこれほど嬉しいことはないですし、そもそも関西住の私は元々移動の新幹線代を覚悟しているので入場料は端数みたいなものでした。

ルールや準備に関してはネットを探せば偉大な先輩方が綴った体験談や注意事項がわんさかヒットし、それらを読み込んで勉強していれば自ずと不安は消退していきました。

 

 

そんなこんなでC102のリストバンドを購入し、カタログを買ってウキウキしながらサークルチェックに勤しむ日々に突入しました。中学校の頃の学際みたいで楽しかった。。

一か月前からお釣りで500円玉を集める作業にも着手。その使いにくさで多方面からバッシングを受けている令和500円のお釣りを嬉々として財布に入れる自分を、知人たちは奇異の目で見ていたと思います。知らんけど(でも後にこいつらが大活躍するのであった。)

 

と同時に今度は別の問題が。

私がチェックしているのは商業で活動しておられる成人向け漫画の作家さんが多かったのですが、人気な方々ばかりなのでこれ本当に手に入るんだろうか??と不安に。

ネットで勉強した私は、壁サークルよりも島中のサークルの方が搬入数が少ないので人気によっては売り切れてしまうということを知りました。壁サーは列がすごいけど在庫は多いから意外と手に入りやすいとかなんとか。

 

いやこれ大丈夫か・・・この人なんてフォロワー20万近いのに島中(しかもお誕生日席ですらない)やし・・この実力派の人もめっちゃこじんまりしたとこでやってるし・・

こんなんすぐ売り切れてまうやろ・・

 

不安に取りつかれた私はついに、コミケで本を一冊も変えない夢を見ることになります。普通に泣いた。まじで

午前の前にアーリーの人入ってるんよね。勉強した話ではサークル関係者が事前に入場するためのサクチケなるものもあるらしいし・・冴えカノでたしかファストパス扱いされてるみたいな話があったの思い出した。

 

新たな壁にぶち当たった私は、連日カタログとマップを片手に当日の作戦を練り続けるのであった。。

 

 

f:id:z24343887:20230817212120j:image                           (後編に続く)